スイのパティシエ時代について。

こんにちわ。スイです。

かつて私は4年間パティシエとして働いていました。

 

この記事では、パティシエになった経緯と辞めた経緯について書いていきます。

 

ちなみに女性の場合はパティシエールといいますので、私は正確にはパティシエールになりますね。

ですが、ここではわかりやすくパティシエで統一します。

お菓子作りに興味を持ったきっかけ

私はお菓子どころか、料理すら母の手伝いをたまーにするくらいで、ほとんど無縁でした。

学校の調理実習でも、ケーキを作るなんてほとんどなかったですしね。

そのため、料理というもの自体に無縁の状態です。

 

そもそも自分に作れるとは全く思っていませんでした。

すっごいダメな子です(笑

16歳、転機が訪れる

それまで全く興味を持っていなかったのですが、突然母が父の日にケーキを作ろうといい始めたんです。

どうやら雑誌だったかな?かなにかに影響されたみたいです(笑

 

その時、私は思春期まっさかり。

お父さんのためにケーキ作るって、、、いやそれはちょっと。

 

でもですね、拒否したらすっごい怒るんですよ。

お母さん、怖かった。

 

「あ、これはマズいな。」

すぐにわかりました。これは作らんとまずいぞ、と。

そこで初めてお菓子作りを経験したんです。

初めてのケーキづくり、私でもできるんだ、、、

作ったケーキはなんの変哲もないショートケーキ。

母と一緒に作りました。

 

今でも思いますが、ショートケーキって意外と難しいんですよね。

生地の周りにクリームを塗る作業をナッペというのですが、ナッペが初心者には難易度が高すぎました。

見栄えは悪かったんですねー。

 

でもですね、ケーキが完成した時思いました。

「私でもケーキって作れるんだ!!」

 

このときにことは本当によく覚えています。

今まで料理とは無縁、お菓子なんて考えたこともなかった私です。

とても感動したんです。

 

当初あった反発心なんて吹き飛びましたね。

とにかくお父さんに早く見せたかった。

 

このときばかりは「お父さん早く帰ってこい!早く帰ってこい!」となんて都合のいいことを思っていましたね(笑

これが私がパティシエを目指すきっかけになった出来事です。

専門学校時代、人生で1番楽しかった時期

高校を卒業してすぐに専門学校に入りました。

1年制の学校です。

今思い出しても人生で最も楽しかった時期です。

同じ志を持つ仲間たちと出会い、共に切磋琢磨し、休みの日には遊びに行く。

まさに青春!!ただただ楽しかった。本当に楽しかった。

クラスの年齢層

年齢層はみんな同学年じゃなくて、私は1番年下でした。

私のクラスではだいたい19歳~23歳くらいまででしたね。

クラスによって違うっぽいです。

男女比は8.5:1.5くらい

クラスでは女の子が圧倒的に多いです。

私のクラスでは35名ほどいましたが、そのうち男子は2名しかいませんでした。

他クラスでは5名以上のところもありましたので、合わせるとだいたい男女比は8.5:1.5くらいだったと思います。

実習方法は2人1組のツーマンセル

最も多くの時間を割くのが実習です。

色々なケーキを作ったり、技術の習得、生菓子、焼き菓子、チョコレートの扱い方など。

 

最初に講師の先生がお手本としてみんなの前で説明しながらケーキを作ります。

その後実際に自分たちで作ってみる。という方式。

あれこれ言いながら製作するお菓子は楽しかったですね。

座学は栄養学、配色の基本、材料の特徴について勉強

正直全然面白い授業ではありませんでした(笑

やっぱ実習の方が楽しいんですよ。

 

砂糖の効果とかって7つか8つくらいあるんですね。確か。

いちいち材料の効果なんて覚えてられません。

テストはもちろんボロボロ。。。ちゃんと勉強しておけばよかった。というのは後から思うものですね。

フランス語はわりと重要

フランス語は重要です。

海外に行くことを視野に入れていなければ、会話や構文を覚える必要はありません。

ですが、

重要なのは材料の単語です!

実際に現場に出ると、お店のルセット(レシピ)ってフランス語で書いてあるんです。

 

お菓子やさんのレシピって日本語表記にはなっていないので、材料のフランス語がわからないと最初は苦労しますよー

 

ちなみに私は現場に出た時、簡単な単語oeuf(卵)くらいしか覚えていなかったので苦労しました(笑

わからないと、この材料なんですか?って聞くが気まずいんです、、、

 

専門学校で勉強している方は、最低でも材料の単語だけでも覚えておくことを強くオススメしておきます!

卒業。あっという間の1年でした

楽しい時間は一瞬で過ぎ去ります。

1年制なので1年で卒業。このときは2年制のクラスが羨ましくて羨ましくて、、、

 

卒業式で講師の先生がこんな言葉をいいました。

「この学校で学んだことは一生の宝となり、ここで出会った仲間は一生の財産となるでしょう。」

 

この言葉を胸に私は卒業し、いよいよプロの世界へと飛び込みます。

パティシエデビュー!しかし地獄が待っていた。

私はホテルのレストランパティシエと、個人店の両方を経験しています。

ホテルのレストランパティシエは1年。個人店では3年間働いていました。

ここはホテルと個人店の良し悪しについては別記事にまとめます。

パティシエの1日

朝は6時~6時30分出勤です。

10時開店のための開店準備をするため、朝は超早いです。

終わる時間は季節によって違いますが、だいたい平均的には夜21時くらいに帰れたらいい方だと思います。

超絶ブラック企業です(笑

お菓子屋さんの実態は華やかさ皆無

昔はなりたい職業で上位を占めていましたが、現実は過酷です。

・朝は早く夜は遅い。

・10kg以上ある粉を持たされる。

・性格に難ありくまりのシェフ、先輩がうじゃうじゃいる。

・入りたてでは何もさせてくれない。皿洗い、雑用のみ。ケーキ作るなんてもってのほか。

これが現実です。。。

いいところももちろんあるのですが、詳しく別記事で記載します。

冬は大忙し。クリスマスは地獄そのもの

お菓子屋さんはって夏場は結構暇なんですよ。

暑い日にわざわざケーキ買って食べようとは思わないんですよね。

たまに本当に早いと15時、16時とかに家に帰れる場合もあります。

 

しかしその分冬はとんでもなく忙しいです。

クリスマスシーズンは特に酷くて、朝5時出勤、帰るのは夜中2時。

 

これが数日続きます。

疲れ果ててしまうので、クリスマス後の12月26日はお休みの店が多いですね。

クリスマス大嫌い!

退職を決意。転職活動を始める

パティシエは過酷な仕事なので、9割は辞めていきます。

専門学校時代のクラスメートの中で、35人中私を含め当時現役のパティシエは3人しかいませんでした。

ほとんどが1年以内に辞めてしまったんです。もって2年。

 

そのとき私のパティシエ生活は丸4年が過ぎていました。

あるときたまたま祝日に休みがもらえて、専門学校自体のクラスメート達と遊びにいったんですね。

そこで辞めた友達を見渡すと、みんな他の仕事について楽しそうにしていました。

 

羨ましかった。そして心が痛んだ。

なぜだかわからないけど、どうしようもない寂しさを感じだんです。

「いつまでこの生活を続けるんだろう?いつまでも?」

涙が出ました。

 

私は頑張った。いいじゃん、もう辞めよう。

そう心に言い聞かせ、私は退職を決意。

 

思い立ったのが4月頃でして、後輩の育成、引き継ぎを条件にその4ヶ月後の8月に私は退職。

※本来は3ヶ月後でしたが、1ヶ月延長することになり4ヶ月後です。

そして私の4年4ヶ月のパティシエ生活は幕を閉じます。

転職活動開始!お菓子以外で、わたしに何ができる?

最初は仕事しながら転職活動も平行して行っていましたが、途中で転職活動は放棄しました。

退職したら失業保険でしばらくゆっくりしたいと思ったんですね。

 

2ヶ月はフラフラしながら、転職活動を再開。

いい感じのスイーツの食品開発をしている会社を見つけ、ここに応募してみました。

が、落とされる(泣)

 

雑貨屋の販売員なども考えましたが、どうにも違う気がする。

「私ってお菓子作る以外、何が出来るんだろう、、、」

 

そこで思いついたのが、Web業界です。

パソコン触るのは元々好きで、お菓子屋やってたときから超カンタンなHPくらいは作れてました。

今見るとゴミですが。

 

「あれ、Web業界いいんじゃない!?」

大手は絶対不可能なので、ちっちゃい会社に応募してみることに。

 

ポートフォリオが必要らしく、自分なりに作ってみましたがさすがに酷い(笑

技術面ではどうしようもありません。

 

パティシエ時代で培った社畜根性を胸に、もう情熱をアピールするしかない。

ダメ元でいったれ!!

 

転職支援サポートの担当者の方を通して、何社か連絡してもらいました。

そのうちの一つが面接までしてくれた会社がありまして、そこで見事採用!

 

ここから私のWeb業界への道が開けました。

入ってからも大変でしたが、これはまた別のお話。

それでもやっぱりお菓子は好き

つらいパティシエ時代でしたが、思い出せばやっぱり楽しかったこともあったんですよね。

お客様に美味しいといってもらった時、私を指名して予約を取ってくれたお客さま。

 

正直パティシエに戻りたいとは思わないですが、お菓子は今でもお家で作ります。

これからは趣味でやっていきたいですね。

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