ピアノのお手入れ方法や長持ちさせるためのコツについて

ピアノは電子ピアノやアップライトピアノ、グランドピアノなどさまざまな種類がありますが、どのピアノでもお手入れすることが大切です。

 

日頃からお手入れをしていく事でピアノ自体も長持ちさせることも可能です。
どの種類でも買い替えには比較的高額な金額が掛かりますので、少しでも長く使えるようにしましょう。

 

そこでピアノの簡単お掃除方法や長持ちさせるコツなどについて詳しくご紹介致します。

 

ピアノ内部の掃除方法

ピアノを掃除するには内側・外側の2つを掃除する必要があります。
内側であれば、鍵盤が一番触れることが多く汚れが付きやすい場所になりますのでここを中心に掃除しましょう。

 

まずは柔らかめの布または専用のピアノクロスなどで黒鍵・白鍵を優しく乾拭きします。

この時に使う布などは使い回すると上手くホコリを拭えない事があるので、なるべく新しい布をお使いください。

 

さらに汚れが目立つ場所があれば鍵盤専用で合成樹脂鍵盤に使えるクリーナーがありますので、それを使いましょう。

 

ただし、アルコールで拭いてしまうとひび割れや傷などの原因になるので避けてください。
電子ピアノであれば電源ボタンや各種ボタンの場所も一緒に拭いておくと良いです。

 

▼ピアノクロスはこれがオススメです。

 

ピアノ外部の掃除方法

もちろんピアノを外部を掃除することも可能で、使用感はもちろん見た目もある程度であれば新品に近い状態にする事も可能です。

 

外部を掃除する場合、表面に付着したホコリはピアノ専用の毛ばたきや柔らかめの布で払います。

払うときに力を加えてしまうと表面を傷つけてしまう可能性があるため、なるべく力を加えずに優しく拭いましょう。

 

鏡面の光沢が気になる時には専用のワックスを使用する事で綺麗に仕上げる事が出来ます。

 

使い方はワックスをピアノクロスまたは柔らかめの布に適量を含まムラなく拭きます。
拭き終わったら仕上げとして未使用の同じ布を使い、今度は塗ったワックスをしっかり伸ばすようにして乾拭きします。

 

ペダルもピカピカに!

表面の他にもペダルも掃除や磨きを忘れてはいけません。

 

ペダルは鍵盤と同じように使う場面が多く、気づかぬ内に劣化・変色・サビなどの変化が起こっている場合が多くあります。

 

ペダルにも専用クリーナーがありますので、使い捨て用の布や雑巾などを使い磨いていけばピカピカになります。

 

 

 

 

手入れの負担を少なくするには

毎回ピアノを定期的に掃除すると、想像以上に時間が掛かってしまったり手間が掛かり大変です。

少しでも負担を減らすためにも、普段から出来ることを実践してみましょう。

 

鍵盤の汚れの原因は触れる事により皮膚の垢が付着して汚れになってしまうので、弾く前は手を清潔する事を心掛けましょう。

 

また、室内で使用しているとどうしても空気中のホコリや塵が蓄積されてしまいます。

蓄積を防ぐにはピアノを弾き終わった後は必ず鍵盤の蓋を閉めておきホコリなどの侵入を防ぎましょう。

 

グランドピアノの場合も使用する時以外は屋根部分を閉めておけば内部の劣化を防ぐことも可能です。

 

ピアノ自体の置き場所によっては劣化しやすい環境を作ってしまう可能性があるので、天候によって日差しを遮るカーテンをしておくのも良いです。

 

置いてある部屋にホコリが溜まらないためにも、部屋の床には掃除機を掛けておくことも長持ちのためには重要です。

 

 

大切なのは日々の努力

ピアノは掃除をせずに使い続けていると、せっかく気に入って購入したものでも劣化を早めてしまう可能性があります。

 

そうならないためにも部分ずつで構わないので定期的に掃除をしておくと良いでしょう。

また、ピアノは温度や湿気によっても内部や外部が傷んでしまうデリケートな楽器なので、置き場所や環境などにも配慮しておきましょう。

 

ピアノを弾く時の練習と同じように掃除もまた日々の努力が必要になります。

 

最後に掃除の参考になる動画を見つけました。

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